AURALEE /オーラリー -今一番纏いたいブランド-シンプルイズベストを極めたドメスティックブランド

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昨今のドメスティックブランドを語る上で、やはり外せないのが

そう

AURALEE/オーラリーです。

ついにパリコレ進出以降、価格は高騰し、二次流通(フリマや古着)さえも定価以上で販売される状況。

ほんとに異常なほど人気のブランドです。

で、あまりにもSNS映えのイメージが強すぎて、

「むしろ被ってるんじゃね?」

とか

「なんかSNS映え狙いっぽくていや」

とか

「若い子のブランドでしょ?」

とか思う方もいると思うんですよ。

かくいう私もちょっと思ってました。

めっちゃ興味あるんですけど、ひねくれ者の筆者は、なんかみんな着てるのは嫌、とか思ったりして

でも、聞いてください

袖を通したら

絶対買いたくなります

それくらい、ほんとに

袖を通した時の圧倒的な気持ちの良さ

シンプルなのにシルエットが美しい

アウターにしろ、トップスにしろ、ボトムスにしろ、

一着加えれば、足し算ではなく、掛け算的に

コーディネートのレベルがアップします。

ほんとにそれくらいのブランドなので、

一度は語らせていただきたいのです

目次

ブランド紹介/AURALEE

AURALEE/オーラリーとは

デザイナーの岩井良太(Ryota Iwai)は、1983年生まれ。神戸出身。ノリコイケなど様々なブランドでパターンやデザインを経験。2015年春夏コレクションより、自身のブランド「オーラリー」を立ち上げた。2018年、「FASHION PRIZE OF TOKYO」を受賞。

コンセプトは「自分たちが思う本当に良いと思う素材を追求する」

『素材作りからデザインだと考え、日本屈指の生産背景で作り込んだ生地を独自開発。出来上がった素材の個性を最大限に活かし、細部に至るまでクオリティにこだわったコレクションを展開しています。高い質感で、気取らずに着ることができ、オーセンティックかつ、洗練された洋服を提案し続けています』

ということで

はい、筆者が愛するドメスティックなブランド MARKAWARE と同じく、素材、生地にとことんこだわったプロダクトを展開しています。

生地づくりからものづくり

下は、実際に筆者が初めて購入したAURALEE/オーラリーのシャツになります。実際の商品を軸に、綴っていきます

AURALEE 19aw WASHED FINX TWILL SHIRTS
ウォッシュド フィンクス ツイル シャツ

auralee/ファッション

AURALEE 19aw WASHED FINX TWILL SHIRTS
ウォッシュド フィンクス ツイル シャツ

です。

写真でも上質感はわかると思いますが、コットン100%のシャツをアイロン後にうまく撮るとこういう風に写せないことはないです笑

なので、とにかく

一度袖を通して見てほしい

と言うだけでは乱暴なので、ご説明をば

シルクのようなコットン

『素材には、エジプトの上質な超長綿で知られるフィンクスコットンを極細番手に紡績した糸を使用し、しっかりと高密度に織り上げたツイル地に。


それを後加工で生地を一度硬直させた後、今度は柔らかい風合いにするべく、何度も生地を叩いて揉み洗いする加工を施しています。

そうすることで、シルクのようなしなやかな肌触りと、上品な光沢、そして落ち感を演出。
袖を通してもらえれば、そのスルスルと腕が通る肌触りや、何とも言えないトロみを実感いただけるはず。』

AURALEE 公式サイトより引用

はい、文章だけだと分かりづらいかもしれませんが、

袖を通してみると

説明の通りなんです。

コットンなのにシルクのように柔らかく

でも、シルクのように素材が弱いわけでもなく

何度ももみ洗いをしているおかげなのか、洗濯しても、柔らかな風合いが消えず、干した後は程よい張りが戻ります。

別でまた書こうと思いますが、

ブランド品ってデザインや素材が良くても洗えないことがとにかく多い。

その点、このシャツは普通に家庭で洗濯が可能です。

まあ、筆者は怖がりなので、

絶対自分でおしゃれ着用洗剤で洗濯しますけれども笑

さて、話は戻りますが、

前述の通り、AURALEEのプロダクトコンセプト「素材づくりからがデザイン」という生地開発へのこだわりがAURALEEの最大の特徴であり、圧倒的に支持される理由だと思います。

AURALEEの母体は生地メーカー

現在は、株式会社オーラリーが設立されていますが、

AURALEEの元々の母体は、クリップクロップという生地メーカーです。

元々、生地開発、生地づくりについて業界内では評価が高かったそうですので、納得ですね。

ちなみに、「オーラリー(AURALEE)」だけでなく、「キャプテン サンシャイン(KAPTAIN SUNSHINE)」なども展開しています。

一級の生地メーカーが、厳選した生地を作り、テキスタイルを熟知したデザイナーが作るプロダクト。

それが AURALEEです。

独自のニュアンスカラー

AURALEE/オーラリーのプロダクトは、柔らかく独特のカラーと、少しゆったりとしたサイズ感で、中性的な印象も持ちます。

プロダクトによっては、彼女や奥さんとシェアをしている方もしばしば。

そういった点では、同じく生地やテキスタイルに深いこだわりを持つMARKAWARE/マーカウェアは男臭く渋いイメージ、 AURALEEは少し女性的な柔らかいニュアンスを持つ中性的なイメージと言った違い見えてきます。

実はコスパが良い

シャツ一枚だけで30,000以上するシャツで、コスパがいい?

金銭感覚どこ置いていった?

と思うかもしれませんが(確かに嫁にはこわくて言えませんが笑)

これはほんとです

正確には、生地つくりから仕上げまでを全て一社で完結するからこそ

この金額で販売することができる、ということです。

通常であれば、

素材調達、生地づくり、パターンつくり、縫製などなど、長い工程がかかる服づくりですが、基本的に各工程ごとに外注していくことが多いです。

少なくとも全て一社で、というのはなかなかありません。

だからそそ、これだけのこだわりの生地を作っていても

3万円代で販売することができるわけです。

AURALEE以上のブランドはこんごでてこない?

私がこのシャツを試着した

岡山のアベリアバイサードの店長さんは、

「おそらく、AURALEE(オーラリー)以上の服は今後出てこない」

とおっしゃっていました。

中四国ではいち早くオーラリーを展開し始め、オーラリーを扱う点数も中四国では一番とのことですが

理由としてはやはり

生地メーカーがここまで服づくりにまで落とし込んだケースがこれまでない、

ということでした。

まあ、服づくりの評価って、デザインとか素材とか、はたまた自分の好みに合うかとか、いろんな側面があるので一概に誰が一番とかは言えないのですが、

間違いなく、

これだけの秀逸な素材で

これだけの服づくりに落とし込めるブランドは

数える程しかないということです。

過去シーズンの「名作」

過去のシーズンで、いわゆる名作と言われるプロダクトがいくつも排出されてますが、とにかくファッショニスタの人気がえげつなく、古着が定価よりも高く流通していることもしばしば

AURALEE ダブルフェイスシリーズ

17awから毎年 アップデートして販売している、知る人ぞ知る名作。

各シーズン、コートとトレンドのドリズラージャケットの二型×二色で展開

特に17awのギンガムチェック柄は絶大な人気を誇り、フリマなどでは定価の倍程度で販売されていることも。※良いかどうかは別として、それだけの人気ということですね。


・迫力のあるAラインシルエット
・たっぷりと分量をとった袖や身頃、上品なハリと光沢
・イギリスのミッドランド地方で育った英国羊毛の長毛光沢種であるブルーフェイス種の原毛を、しっかりと打ち込んで織り上げた二重織り 
・弾力性がありつつもしなやかな肌触りと、多色の杢糸のチェック柄で、より現代的な装いに 

ちなみに、「タグなしの同一品」として、フリマなどに出回っている場合がありますが、 株式会社オーラリーに確認したところ、そのようなものは流通しない、とはっきりと回答されております。

もし見かけた際は、購入されないようにお気をつけください。

此の手の柄物は、ここ3年間でごまんと出ましたが、生地の品質によってかなり印象が変わります。

生地が安いととても安っぽく見えますが、糸が細く品質の高い生地であれば、程よい光沢感により、軽やかで上質なイメージになりますね。

スーパーライトウールチェックシャツ

18awから展開している、ウール生地で仕立てられたシャツ。

3万円代というお値段と、高級感、ハリ感は、シャツと言うよりは一級品の主役アウター。

・独特のぬめり、光沢感、上質な落ち感が特徴

・薄くしっとりとした柔らかな生地により、ウールなのにさらりとした肌触り

・17awのベージュは、フリマなどで定価以上で販売されるなど、プレミアム品として扱われている。

筆者もすごくほすぃい。。。

さて、たった5年でここまでファッショニスタたちの心を掴んだAURALEE/オーラリーには、やはりそれだけの背景がありました。

今回は、ブランドについてつらつらと書きましたかまで、

次回は商品に寄った紹介をできればと思います。

それでは

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この記事を書いた人

好きなもの:ファッション・料理・コーヒー・クリエイティブ・寝ること
本職:広告代理店営業

3人の子育てと本業に奮闘しながら、日々働き方について模索しています。

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