だんだんと気温があがってきて、夏服の購入欲が高まるこの頃。
日本の夏は気温だけでなく、湿度も高く不快指数が高いのが特徴です。
そんな日本の気温や環境に合わせた服作りを提言している「COMOLIコモリ」。
ほんとにもう全てのアイテムが人気ですが、
今回は夏に大活躍しそうな
「ベタシャンオープンカラーシャツ」を購入したのご紹介します。
ベタシャンって?
comoli の定番生地である「ベタシャン」
「ベタっとした」「シャンブレー生地」の略です。
どういうことかというと、
通常の「シャンブレー」がタテ糸にインディゴ(染めた)糸、ヨコ糸に生成り(染めていない)糸を使用して濃淡をハッキリ出しているのに対して、
「ベタシャン」の場合は、
タテ糸もヨコ糸も色の付いた同系色の糸を使っているため、色味が淡くならず、ベタッとした印象に見えるから「ベタシャン」というわけです。
また、元々古着から着想を得ている製品で、
あえて洗いざらし状態で製品化しています。
なので、納品時からシワ感やパッカリングが出ているので、通販などで購入する際はびっくりしないでくださいね笑
さらに、このベタっとした印象から、洗いをかけていくうちに、
一部の色味が落ちてきて、
より柔らかく
良い味が出てきます。
【購入品】19SSベタシャンオープンカラーシャツ ブラック
購入したのは、ベタシャンオープンカラーシャツの19SSモデルです。
お得意のフリマサイト、ヤフオク!で状態のいいものに出会って
格安購入しました。
もともと夏用の半袖シャツを探していたんですが、
気分的にビッグシルエットが食傷気味で、
年齢的にも大人っぽく着こなしたいなーと思っていたところに
ジャストで飛び込んできました。
こちらを選んだ理由も含めて、細かい部分を紹介していきます。
ふわっと軽やかで涼やかな生地感
スタンドカラーの記事でも紹介しましたが、
濃い色味の印象とは対照的に、
ふわっと軽く、通気性も良い上に、肌にまとわり付かないサラッとした着心地。
夏のシャツ生地としては、これ以上ないくらいに快適に着れます。
近くで見ると、若干透け感があります。
通気性を良くするために、少し甘く織っているはずなんですが、
これがなぜか保形性があって、しっかりしているんです。
その秘密には、旧式のシャトル機でゆっくりと時間をかけて織っていくことにあるようです。
裏地にもパイピング処理を施しており、着用時に縫い目が肌にあたらないように配慮されています。
夏場の不快指数を細かいところでも除去してくれます。
ほどよく余裕のあるシルエット
174センチやせ型でサイズ1を着用しています。
最小サイズですが、ほんの少しだけ方が落ち、袖もひじにかかるかかからないかくらいの絶妙な抜け感。
いわゆるビッグシルエットで着たい場合は、サイズをもう1・2サイズ上がてもよいでしょう。
生地を旧式のシャトル機でゆっくり且つしっかりと織っているので、
袖回りもふわっとシルエットが保たれます。
涼しい生地+肌にあたる面積も少なくなるので、快適この上ないです。
裾回りも程よいゆとりでふわっとあがっています。
COMOLIのシャツは、「空気をまとう」といわれるほど、
自然なふわっとした余白が魅力。
これは唯一無二で、着てみるとその良さがわかります。
細かいところですが、19SSシーズンのものはサイドにスリットが入っています。
値崩れしにくい
おすすめの理由のひとつとして、
値崩れがしにくく、メルカリやヤフオクをはじめとするフリマアプリなど二次流通でも1万から2万円ほどで取引されています。
人気の高さがよくわかるのですが、
コモリシャツなんかは、15SSシーズンのものでも販売して相場が15,000くらいだったりします。
ファッションはナマモノ、っていうくらい流行に価値が左右されるものなのですが、
スタンダードに良いものを一貫して作ってきたことが、評価されている結果でしょう。
これは素直にすごい。
また、コモリの製品は古着から着想を得ており、
洗いざらしで着たり、
「経年変化を楽しめる」
というのもコンセプトにしています。
なので、
少し年代が古くて使用感があっても
「少し味が出て安く手に入るならオッケーやん」
という心理になるわけです。
また、今回ご紹介している「ベタシャンオープンカラーシャツ」も
現在でも中古で15,000から20,000円以内くらいを相場として取引されています。
安く手に入れるには?
安く手に入れるためには断然フリマです。
上述の通り、15,000円~20,000円くらいが相場ですので、
逆にこれ以下で取引されていたら値段はお得。
ただし、年式が古かったり、状態が悪い場合もあるので要注意です。
ちなみに、ヤフオクはたまーに価格帯が明らかに安い掘り出し物が出てくることがあります。
ヤフオクは定額のフリマだけでなく、オークション形式での出品があり、
それこそ1円からスタートする場合も。
また、秋冬のオフシーズンは値段交渉もしやすかったりするので、
本当に気になるものであれば、あえて時期をずらして狙ってみるのもいいでしょう。
今回は、夏に向けてのプリダクトを紹介しました。
タイロッケンコートを始めとしたアウターなんかは10万は軽く超えますし、
ジャケットやパンツなんかも5万ほどが相場と正直子持ちの一般サラリーマンがそう簡単に手を出せる価格帯ではない、
と思いますので、
COMOLI興味あるなーという方は、まずはシャツから試してみることをおすすめします。
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